お問い合わせ自動返信AIの設定方法|営業時間外対応と店主への引き継ぎ
夜10時、片づけたスマホに質問が届く。「明日は何時からですか?」短い返事でも、そのたびに仕事へ戻りますよね。ひとりでお店を回していると、翌朝に持ち越す返信も気になります。そんなとき、よくある質問を任せられるのがAIです。この記事では、ネット販売も行う架空の雑貨店を例に説明します。コネクトオペレーターで、その場で答える質問と店主につなぐ質問を整理。登録する情報から、受付を案内する前の確認まで進めます。
- 夜の質問にAIが答えるしくみ
- 自動返信と店主の判断の分け方
- 登録する情報と答え方の入力例
- 公開前の確認と窓口の選び方
夜のお問い合わせをAIで自動返信するとどう変わる?
例にするのは、駅前の小さな雑貨店。店主ひとりで、ネット販売も行っています。閉店後に届くのは、営業時間や送料の質問。答えは決まっていても、店主が読むまでは返せません。朝に注文の確認を始めたいのに、同じ説明を入力する時間が重なる。ここをAIに受け持ってもらう考え方です。
コネクトオペレーターは、AIが受け付けるお問い合わせ窓口。こうした道具をAIチャットボットと呼びます。事業者が登録した情報の範囲で、よくある質問に24時間すぐ答えます。お客様が夜に受付を開けば、店主の返信を待たずに営業時間を確認できるしくみです。
ただし、24時間回答と、24時間解決は別。営業時間は答えられても、商品の在庫はAIが確認しません。分からない質問も、無理に答えず店主へつなぎます。夜のうちに相談を受け付け、必要な判断は店主の対応時間に行う。この分担を決めておくと、任せる範囲が見えてきます。
AIが答える質問と、店主につなぐ質問を分ける
質問を分ける目安は、登録情報だけで答えが決まるか。営業時間や場所は、その場で案内しやすい内容です。一方、「この商品は残っていますか?」には確認が必要。似た商品の説明が登録されていても、在庫があるとは判断できません。
ここでは説明用に、お店の情報を決めます。営業時間は11時〜18時、定休日は火曜日。ネット販売の送料は、全国一律600円とします。実在のお店の情報ではありません。これらを登録した場合の分担を、表で確かめてください。
| 質問の例 | AIの対応 | 店主の対応 |
|---|---|---|
| 何時から何時まで開いていますか? | 登録済みの11時〜18時を案内 | 営業時間が変わったら登録情報を直す |
| ネット注文の送料はいくらですか? | 登録済みの全国一律600円を案内 | 送料の変更を登録情報にも反映 |
| 青いマグカップはありますか? | 商品名や希望数を聞いてつなぐ | 在庫を確認して返信 |
| 取り置きを確定できますか? | 商品名や希望日時などを聞いてつなぐ | 対応できるか判断して返信 |
| 購入した商品を返品して返金できますか? | 商品や相談内容を聞いてつなぐ | 状況を確認し、返金の判断をして返信 |
| 登録情報では答えられない質問が来たら? | 無理に答えず、用件を聞いてつなぐ | 内容を確認して回答 |
店主につなぐ用件でも、AIは受付を続けます。商品名や希望数など、必要なことを先に伺う流れです。その要点が、スマホなどへの通知とメールで届きます。店主は聞き取られた内容を確認してから返信。何も分からない状態で相談を受けるのとは違いますね。
自動返信の設定は、お店の情報を答えることから
コネクトオペレーターの設定は、AIの質問に答える形です。答えた内容が、回答に使う情報にまとまります。目安は約3分。ただし、営業時間などを調べ直す時間は別に考えたいところ。手元にお店の案内を置いてから始めると、途中で探し回らずに済みます。
用意するのは、事実と答え方の区別です。「火曜定休」はお店の事実。「在庫は店主につなぐ」は答え方の指示。この二つを分けると、直す場所も分かりやすくなります。受付の案内までの流れは、次のとおり。
- 1. 情報を整理営業時間、定休日、送料などを書き出します。普段の営業と臨時休業は分けて記載。送料に地域別の違いや条件があるお店は、その条件も添えます。分からない部分は推測で埋めず、手元の案内を確認してください。
- 2. AIの質問に回答設定の質問に、用意した情報で答えます。まとまった内容を読み、曜日や金額の抜けがないか確認。お店のサイトと違う案内になっていないかも見比べます。
- 3. 答え方を指定在庫や取り置きの相談は、店主へつなぐと伝えます。その前に聞いてほしい商品名や希望数も指定。どれくらい聞き取ってからつなぐかも、設定で選べます。
- 4. 試して確認受付を開き、お客様の言葉で質問します。営業時間への回答だけでなく、登録情報では答えられない質問も試す段階。具体的な試し方は、次の章で確認します。
- 5. 受付を案内回答と引き継ぎを確認してから、受付を案内します。案内先は、お店のサイトやSNSなど。QRコードにすれば、店頭でも案内できます。
AIへの頼みごとの文を、プロンプトと呼びます。下の文は、回答情報や答え方を伝えるための例。【】を自店の内容に書きかえて使えます。分からない欄は、そのまま送らず確認してください。
お店の情報は次のとおりです。 営業時間:【11時〜18時】 定休日:【火曜日】 送料:【全国一律600円】 担当者の対応時間:【営業日の11時〜18時】 営業時間や送料は、登録した内容に沿って答えてください。 分からないことは推測せず、担当者へつないでください。 在庫の質問では、【商品名・色・希望数】を先に聞いてください。 在庫は確認せず、担当者が確認して返信すると伝えてください。 取り置きの相談では、【商品名・希望数・受取希望日時】を聞いてください。 取り置きや予約を確定しないでください。 返金の判断はせず、【商品名・相談内容】を聞いて担当者へつないでください。 担当者からの返事は、対応時間内に行うと案内してください。
受付を案内する前に、自動返信と引き継ぎを試す
入力が終わったら、スマホで受付URLを開きます。ここでは、お客様になったつもりで質問。登録した文章をそのまま貼るだけではなく、「何時まで開いてる?」のように言いかえてみます。短い言葉でも、意図した案内が返るかを見るためです。
確認するのは、答えられる場面だけではありません。答えずに引き継ぐ場面も試すのがポイント。便利そうな返事でも、在庫を勝手に案内していたら修正が必要です。試用では実際のお客様の情報を使わず、説明用の商品名などで確かめます。
- 1. 営業時間と定休日を質問する「営業時間は?」と入力します。例のお店なら11時〜18時と答えるか確認。「お休みはいつ?」も聞き、火曜定休という登録と食い違わないか見てください。
- 2. 送料を質問する「ネット注文の送料はいくらですか?」と入力します。例のお店なら、全国一律600円と答えるか確認。登録した送料の案内と一致するか見てください。
- 3. 登録情報では答えられない質問をする種類を登録していない場合は、「ラッピングの種類は?」と聞きます。分からないのに種類を作って答えていないかを確認。種類を登録済みなら、別の登録情報では答えられない質問に置きかえます。
- 4. 在庫確認を頼むまず「マグカップの在庫はありますか?」と入力。AIが色や希望数を尋ねるか確認します。続けて「青を2個希望します」と返してください。在庫を判断せず、店主へつなぐか確認。商品名・色・希望数が要点に残っているかも見ます。
- 5. 通知と要点を確認する店主側で、届いた通知と用件の要点を確かめます。商品の希望や数量が分かれば、在庫を調べて返事を作れます。通知が見つからない場合は、端末の通知設定やメールの受信状況も確認してください。
コネクトオペレーターは、新しい問い合わせを知らせます。対応が必要なときも、通知とメールが届くしくみ。試す際は、通知を受け取る端末も手元に置くと確認が進みます。返事が必要な相談を見落とさない受け取り方を、ここで確かめておきたいですね。
| 試す質問・動作 | 確認したい結果 |
|---|---|
| 営業時間と定休日を聞く | 11時〜18時、火曜定休という登録に沿う |
| 送料を聞く | 全国一律600円という登録に沿う |
| 登録情報では答えられない質問をする | 答えを作らず店主につなぐ |
| 在庫確認を頼む | 色や希望数を聞き、在庫を判断せず引き継ぐ |
| 通知と要点を見る | 用件を受け取り、商品名・色・希望数を確認できる |
AI問い合わせサービスを、小さなお店の目線で比較
窓口を選ぶときは、AIが答えるかだけでは足りません。どんな情報を渡すのか、分からないときに誰が受けるのか。この流れまで見ると、自店に合う方法を探しやすくなります。ここでは、ほかの候補を方法の種類で比べます。
種類の名前だけで、使える機能は決まりません。同じ種類でも、設定方法や提供条件は異なります。表の「確認点」は、各サービスの公式案内で調べる項目。順位ではなく、選ぶときのチェック用として使ってください。
| サービス・方法の種類 | 回答情報の登録 | 担当者への引き継ぎ | お客様の入口 |
|---|---|---|---|
| コネクトオペレーター | AIの質問に答える。あとから言葉で修正できる | 必要事項を聞き取り、要点をまとめて通知 | 受付URL・QRコード。アプリや会員登録は不要 |
| サイトに置くAIチャット型 | 手入力や資料の取り込みなど、対応する登録方法を確認 | 人へ切りかえる条件と通知方法を確認 | サイトへの設置方法と、お客様側の利用条件を確認 |
| 問い合わせ管理とAI回答を組み合わせる型 | 回答用の情報をどこで管理するか確認 | 担当者の割り当てや、会話を引き継ぐ方法を確認 | 対応する窓口と、お客様側の利用条件を確認 |
夜のよくある質問を任せたいお店には、コネクトオペレーターがおすすめです。判断が必要な相談は、要点を受け取って店主が返せます。登録情報で答える範囲と、店主につなぐ範囲を分けて使えるためです。
一方、複数の担当者で相談を振り分けたい場合もあります。今ある窓口とのつなぎ方を重視するお店もあるはず。その場合は、別の方法も含めて確認する余地があります。未確認の機能を「できる」と考えず、必要な条件を一つずつ照らし合わせる選び方です。
24時間の自動返信で気をつけたいこと
受付を案内したあとも、登録情報の見直しは続きます。臨時休業をサイトに載せたら、AIの回答用情報にも反映。送料を変えた場合も同じです。お客様が読む場所によって案内が違うと、どちらが正しいか迷わせてしまいます。
変更するときは、日付や対象を添えると明確です。「来週は休み」だけでは、あとから意味が分かりません。「【休業日】は臨時休業」と具体的に伝えます。登録情報を直したら、同じ質問を受付からもう一度。変更したつもりで終わらせないための確認です。
人につながっても、すぐ返信できるとは限りません。店主が対応する時間を、お店の案内として決めておきます。例のお店なら、営業日の11時〜18時。その時間も実際に対応できる範囲で設定してください。AIの24時間対応と、人の返信時間は分けて伝えます。
店主が返す段階では、「AIに相談」で返信文も作れます。伝えたい返事の方針を入力すると、丁寧な文章になる機能です。文章は入力欄に入るだけで、勝手には送られません。実際の在庫や判断した内容と合うかを確かめ、店主が送信します。
よくある質問
AIの自動返信は、営業時間外でも使えますか?
はい。コネクトオペレーターは、登録した情報の範囲で24時間すぐに答えます。ただし、店主の判断が必要な用件は引き継ぎます。店主からの返信まで、24時間対応になるわけではありません。
登録した情報で答えられない質問には、どう対応しますか?
分からないことは無理に答えず、担当者へつなぎます。担当者の対応が必要な用件は、必要事項を聞き取り、要点をまとめて知らせます。公開前には、登録情報では答えられない質問でも動きを確かめてください。
AIに在庫確認や予約の確定も任せられますか?
コネクトオペレーターのAIは、在庫確認や予約の確定をしません。商品名や希望日時などを先に聞き、店主へつなぐ役割です。返金の判断も、店主が行って返信します。
お客様にアプリや会員登録は必要ですか?
必要ありません。受付URLを開くだけで、お問い合わせできます。受付URLはQRコードにもできます。相談の続きは、お問い合わせ番号とパスワード、またはメールで開く形です。
AIが答える内容は、あとから変更できますか?
はい。回答に使う情報は、あとから言葉で直せます。答え方も言葉で指示できます。営業時間や送料を変えたあとは、受付から質問し、新しい案内に沿って答えるか確認してください。
まとめ
夜のお問い合わせを任せる第一歩は、答えを増やすことより、任せる範囲を決めること。営業時間や送料はAIへ。在庫確認や予約の確定は店主へ。この分担なら、必要な判断を手元に残せます。今日やることは、最近よく聞かれた質問を3つ書き出す作業です。それぞれに最新の答えと、店主の判断が必要かを添えてください。そのメモが、回答情報と引き継ぎの指示を作る土台になります。
書いた人: コネクトオペレーター編集部(運営: HiraSystems)。AI を使って作成し、公開の前に、決まりに沿った点検と編集の段階での読み直しを通しています(編集方針)。サービスの画面・名称・料金は変わることがあります。最新の情報は各サービスの公式の案内をご確認ください。